私の興味のある限界集落で暮らす人達のドキュメント。
広島県の安芸太田町という場所にある那須という集落ですが、50年以上前には林業で栄えて100人以上を超す人々が生活していたそうです。
けど集落は衰退し、1人出て行くと街に憧れて「私も」と多くの人々が出いき、今では集落で暮らす人たちは4世帯6人だけになってしまったとのことです。
一組の夫婦以外は冬の雪深い間は老人ホームで生活する為に集落を出るのだそうですが、やっぱり自分の住み慣れた所が良いということで春になると戻って来るのです。
住民にとっては限界集落と言われていてもここが一番心が落ち着くんだなということが伝わって来ました。
町で生活しているバスの運転手をしていて定年を迎えた息子さん、集落に戻って年老いた母親と生活をするそうです。
今の年齢になって自分の生まれた町の良さが分かったそうです。
高齢者ばかりですし、戻って来る人が増えたらいいのですけどね。
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