フィギュアスケート 四大陸選手権 女子フリー(2月18日放送)
フジテレビ系列で放送されたフィギュアスケート「四大陸選手権」の放送を見ました。
この日の放送は女子フリー。
日本勢の活躍を、固唾を飲んで見守るような気持ちで見ていました。
フジテレビのフィギュアスケートの放送で嬉しかったところは、昨年末に行われた全日本選手権の放送以降、技術点のカウンターがついたことです。
フィギュアスケートのルールや採点方式は非常に複雑で、おそらくコアなファンではない、何気なく試合を見る層にとってはどのように点がつくのかわからない人が大半だと思うんです。
技術点のカウンターがあれば、要素ごとの基礎点が一目でわかるだけでなく、最終的に大体どのぐらいの点数がつくか目星をつけることができるし、これによって特定の選手がひいきされているのではないかという疑問を持たれることも少なくなるのではないかと思います。
各要素の出来栄え点が基礎点と同時に表示されるのもありがたいですね。
各選手の演技終了後には、従来通りジャンプの予定構成→実際の構成が表示され、構成の変化がわかりやすくなっているのもこれまたありがたいです。
結果についてですが、三原舞依選手の逆転優勝は本当に素晴らしかったです。
高いジャンプや伸びやかなスケーティングが目を引く選手ですが、何より魅力的なのは彼女の笑顔。
演技中も楽しく滑っているのが伝わってきたし、表彰台の頂点に立った三原選手の晴れやかな表情は、誰よりもキラキラ輝いていました。
私は三原選手のはつらつとした演技が好きなので、この楽しんで滑る姿勢はこれからもずっと持っていて欲しいです。
世界選手権では更にレベルアップした三原選手が見られることを楽しみにしています。
樋口選手と本郷選手も今回はふるわなかったですが、今シーズンはまだあともう一戦あるのでそこで挽回して欲しいと思います。
それにしても、近年のフジテレビのフィギュアスケートの放送はとても気合いが感じられて良いですね。
美しいオープニングのCG、スタイリッシュな選手紹介VTR、そしてわかりやすい技術点やジャンプ構成の表示。
フジテレビさんのフィギュアスケート中継にはこれからも期待しています。