2016年6月2日木曜日

感想・書評「屋根裏の美少年:西尾維新」ネタバレ注意・美術の肩書きをもつ指輪創作くんが中心に描かれた作(レビュー)。 #読書

著者 西尾維新 屋根裏の美少年

最近読んだのは著者西尾維新の「屋根裏の美少年」です。この本は美少年シリーズの第3作品目で、今作は絵がテーマとなった内容となってます。指輪学園で秘密裏に活動する美食・美脚・美学・美術・美声・美観の肩書きをもつ6人の美少年こと美少年探偵団。その中でも今回は美術の肩書きをもつ指輪創作くんが中心に描かれた作といえます。ある日、彼らの活動部屋ともいえる美術室の天井に天井絵を描いているとき、ふとしたことで天井の板が外れ十数枚の絵が出てきて今回の謎ときが始まります。何のために描かれたのか、なぜ天井裏に隠されていたのか。謎の中心が絵というだけに美術の天才創作くんの思考に注目が集まる。普段ほとんど言葉を発しない創作くんが何を考えるのか、それを考えながら読むと一緒に謎解きをしているようで楽しめました。そしてネタバレなのですが、最後に美術室の天井絵に主人公のために天体の絵を描いていたと知った時には、初めて創作くんに人の感性というような人らしさを感じたようで、創作くん推しとしてはなかなかに面白い良い話だったなと思いました。

ありがとう寄稿。

もうひと踏ん張りの場面にもなってくるのです。クロカンの想いをナインにも伝えるものですが果たして伝わっていけるのかがかなり見物でもあるものです。
クロカン12巻第5話「土俵際」(三田紀房)感想&あらすじ・弱気になっているとナインのメンタルにもかなり影響を齎す事にも…ネタバレ注意。 #マンガ - 面白い漫画を教えてください。

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