さんまのお笑い向上委員会 ７月１５日放送
土曜の夜のたった３０分の番組だけれど毎週楽しみにしている番組の一つ。それなりに名を成したお笑い芸人さん達が、番組の名前にふさわしい？お笑いのバトルをシナリオなしで繰り広げられる感じは”お約束どおりの笑い”にはない見どころがある。ただ、要所要所には、この”お約束”がちりばめられる。お約束はお約束でお約束じゃない感じがこの番組の面白さだと思う。３０分のなかでいかに目立ち、笑いを起こせるか、そんな感じの必死さと、素人にはできない笑いのテクニックを見せつけてくる感じ、ついつい笑ってしまうこの感じは３０分では短いのか、それともこのくらいの時間が一番いいのか、この日のゲストは、いつもなら、ひな壇の前列に座っている劇団ひとりさん。初っ端から、爆笑問題の太田光さんとのけんか腰の掛け合い。二人の仲の悪い関係的な掛け合いは、実は、仲がいいんじゃないだろうか、と思わせるギクシャクした口喧嘩で、笑えた。そこに割り込んできたホリケンさん。彼の独特な芸風には理解不能な笑いがある。”お笑い怪物”明石さんまさんがいてこそ成り立つこの変な番組は今後も見逃せない。
