子育てママの仕事・求人:あきらめないで、必ずママを受け入れてくれる会社はあります!
「女性が働きやすい時代になってきているね」よく、そんな言葉を耳にしますが果たして本当なのでしょうか。私は15の時に1人でカナダにいき向こうで8年間勉強をして戻ってきました。
卒業後は某有名商社にて貿易業務に携わり約10年は在籍していたと思います。「子供いるからねぇ・・」と言われるのが嫌で
がむしゃらに働きました。子供がいることを仕事が任せられない理由にされるのが嫌で、必死で働きました。
時間が経つにつれ認められたのか課長にまで昇ることができました。管理職になれば細かいことなどは部下にまかせて
早く帰れるようになるかと思っていたのですが、それは間違いでした。家に帰れば子供たちに「○○しない」と言っているのに
会社でも部下たちに「○○しなさい」と言わなくてはならず精神的にもかなり負担がありました。また管理職なのにお迎えがあるからといえ
部下よりも早く帰っているなどのクレームも受けました。上司に訴えることもしました、慰めの言葉ばかりで真剣な問題とはとってもらえませんでした。
1年間悩みましたが私は10年のキャリアを捨てて、転職を決意しました。子供が二人もいて、34歳で転職なんで絶対に無理だと周りからは言われました
1年間ゆっくり探しました。探すときの第一条件は「子供との時間がきっちりもてる定時に終わる会社」です。何度も探しているうちにプライドと
欲がでてきてしまい責任感のある仕事ができる忙しそうな会社へ何度も流れそうになりましたが走って帰ってくるわが子を見るたびに
ぐっとこらえました。何社か面接もいきました、必ず最初に「子供が二人いるため、残業はできません」としっかり意思を伝えました。
書類審査さえ通らなかった所も何社もありました。「お子さんのお世話は他には頼めないの?」とか「残業まったくできないっていってそれを
受け入れる会社なんてないよ」とか沢山の批判のお言葉をもらいました。途中で何度もめげそうになり、涙がでました。英語や貿易のスキルがいくらあっても
子供がいるというだけで世間はうけいれてくれない、そんな現実にぶちあたった気がしました。
子供がいながら転職、求職はマザーワークにでも行かない限りかなり大変で苦労するでしょう。でも必ずそれでも
雇ってくれる会社はありますので、子供の事を一番に考えてあきらめないでゆっくり探すべきです。
現在は自宅から5分の某有名IT企業にて働いております。とても良い人ばかりで定時にあがれて、早くこどもも
お迎えにいけるし本当に転職して良かったと思っています。