勝てる野球の統計学 セイバーメトリクス
「セイバーメトリクス」近年の野球関連に関する重要なキーワードですが、おそらく何のことか分からない人が大多数かと思います。
1970年頃、弱小でお金の無いメジャーリーグの球団を強くしようと考えた1人の人間が「セイバーメトリクス」という野球に関する統計学的指標を用いて選手の獲得・評価を行い、選手の年俸を抑えながらチームの強化に乗り出したことから世間に広がり始めました。
この本には従来の野球の概念を検証することから始まります。
送りバントは本当に有効な戦略なのか…。全員イチローと全員バレンティンはどちらが強いチームなのか…。これまで人に聞いても分からないような戦略・概念をこれまでの統計データから洗い出して有効性を判断することが可能となっていきます。
他にも、野球のなかでも選手個人の成績から基づいて算出した打撃指標、守備指標、投手指標はもちろんのこと、その成績でチームの勝利にどれだけ貢献したのか、といったことまで書かれています。
あまり数字に馴染みのない人からするととっつきにくいイメージがあるかもしれません。
しかしながらこの著書は、いわゆる「セイバーメトリクス」の入門編のようなものなので、色々な方に理解して頂けるように分かりやすく書かれています。また100ページ未満ですのでとっつきやすい本だと思います。
ありがとう寄稿。
まさに格闘ゲームの原点だからこそ、面白いゲームといえるのかもしれません。
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