子育てママの仕事・求人:子育てママがお仕事をする上での就業形態は様々です。
一昔前からすれば、子育てに対する職場の理解や環境も変わり、出産、育児休暇に恵まれ職場復帰を果たす子育てママも増えていますが、子育ては思った以上に自分の思い通りにはならない物です。子供の急な病気や学校等の行事のたびに休暇や遅刻、早退をお願いしていては、いくら職場に理解があっても続けて行けないのが現状です。家庭の事情により外で仕事を続けなければならないのであれば、まずは職場全体の理解と雰囲気は勿論ですが、家族のサポートがなければ長く続けるのは難しいでしょう。夫が主婦のように家事をこなしてくれたり、祖父母が同居或は近隣に住むなどしてサポートしたり、年齢が大きくなった子供が下の子供の面倒を見たりと家族のサポートもなかなか大変です。最近では、自宅でスカイプなどを通して会議に出席したり、書類のやりとりのために決まった日数、曜日の出社で良い会社も増えて来ていますし、短時間労働が認められている会社もあり、子育て中のママがさまざまな就業形態を選択し、より効率的に育児と家庭を両立できるようになって来てはいます。
私の場合は2人の子供がいますが、一人目の妊娠中、8か月まで就業しました。営業のような外に出る仕事はせず、基本内勤で短時間労働も認められていたので朝9時に出社し、16時には退社しました。ただ、会社まで30分ほどの電車移動が大変だった事と育児休暇をしている間に私と同じ仕事を出来る人間を確保する為、戻って来た時にポジションの確保が難しいと言われ、出産を機に退職をしました。それから子育て中はとにかく外で働くのは時間的にも体力的にも厳しいと感じたので、在宅ワークで自分の時間が空いた時に出来る範囲の仕事をするようにしています。午前中だけとか週2日3日で仕事は出来るような求人広告も目にしますが、いざと言う時に休んだりするのは難しいと感じますし、実際に面接に行くと必ず子供はどうするの?と聞かれます。小学校高学年位になれば一人で留守番したり、ちょっと用事で両親が外出と言うような事態にも対応出来るようになるのかもしれませんが、子供が小さいうちはきちんと預かってもらえる環境がなければ外での就業は厳しいでしょうし、子供を任せられる環境になったとしても家事と育児の両立は思った以上にハードだと思います。