2016年2月21日日曜日

感想・書評「著者略歴:早川書房」ネタバレ注意・盗作を題材にした、ミステリです。主人公は、小説家を目指しながら、作品を書けずにいる青年キャル(レビュー)。 #読書

著者略歴 早川書房 スピード感があり、映画的。

盗作を題材にした、ミステリです。
主人公は、小説家を目指しながら、作品を書けずにいる青年キャル。彼は、何かを求める様に、街で遊びながら、いつか書く小説と、作家になる日を夢見ていた。
ある日、さえないルームメイトの部屋で、彼が書いた小説を読んでしまう。小説を書く素振りなど微塵もなかった彼の作品を読んで、キャルは愕然とする。そこに書かれていたのは、キャルが書こうとしていた、キャルの人生そのものだったからです。
そんな時、ルームメイトが事故で死んだ。
キャルは、彼が書いた自分の人生を出版し、一躍ベストセラーになるが・・・。
主人公のキャラクターが、悪いことしてる割に、憎めないし、彼の焦りが伝わってきて、思わず応援してしまう。不思議と魅力がある人物です。
内容も、スピード感があり、映画的です。
しかし、主人公以外の人物の性格が、ちょっと薄い印象があり残念。一貫性がなく、物語にあわせて変わっていく印象が否めないです。
映画化の予定があるそうですが、映画にしたら、面白いと思います。小説としては、今いっぽ物足りなかった。面白かっただけに、残念です。

ありがとう寄稿。

主人公の女の子・ニナが色んな魔法使いに狙われてしまうというお話です。ニナを守ってくれる男の子・ゼロ&イチイも魔法使いです。
ネタバレ注意!まもってもどってロリポップ/最終回感想・主人公の女の子・ニナが色んな魔法使いに狙われてしまう…。 - ナカノ実験室

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