バイエルの謎ー日本文化になったピアノ教則本(安田寛)著者の執念がすごい!
電車で長時間の移動をする時、時間をつぶす本を探して本屋さんによりました。音楽関係の本棚ではなく、普通の文庫本と一緒に並んでいたこの「バイエルの謎」に目がとまりました。表紙が赤くて、ピアノの教則本と同じイラスト。手にっとって、目次を見ると気になる内容ばかりですぐにこの本にしよう!と決めました。サイズも文庫サイズで持ち運びやすいのも気に入りました。内容は、著者の安田寛(やすだひろし)さんがバイエルの姿を求めて情報を収集し続けるというもの。日本でピアノを弾く人なら、だれでも知っているバイエルのピアノ教本。しかし、その人がどういった人物だったのか、情報はほとんどのこっておらず、調査は難航します。
日本で、バイエル教則本がどのような評価をうけてきたか。海外で、バイエルについて知っているひとはどれくらいいるのか。といった、教則本としての過去の出来事は、私自身知らない過去だったので驚きの連続でした。
楽譜として重要な情報になる初版楽譜はなかなか見つからず、やっとみつけたとおもった資料も水害の被害をうけしまっていました。本の後半に、今現存するバイエル初版楽譜に最も近いと思われる資料にたどり着いたときは、著者の執念と奇跡に感服しました。
ありがとう寄稿。
この番組に限ってではないのだけど、NHKの子供向け番組は意外なキャスティングが多く、その発見は大人も楽しめます。
NHK(Eテレ)みいつけた!2016年7月27日/感想!メインキャラ、コッシーの声はサバンナの高橋が担当…(ネタバレ注意)。 #TV - みんなのブログ。